WebDAVに対応したアプリは使えますか?
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利用可能です。 InfiniCLOUDは、RFC 2518に準拠したWebDAVプロトコルを利用することができるため、様々なサードパーティソフトウェアに対応しています。
当社にて動作の確認が取れたWebDAV対応アプリに関しては、こちらをご覧ください。
※個別のWebDAV対応アプリについてのお問い合わせは、お受けしておりません。
ご注意
- WebDAVプロトコルの実装方式の違いにより、接続できなかったり、ファイルのアップロードやダウンロードがうまくできないアプリも存在することがあります。
- WebDAV対応アプリによっては、特定のフォルダなどにメタ情報(WebDAVアプリが状況等を判断するための情報)を保存するため、これらの取り扱いによりアプリ同士の相性問題が発生する可能性があります。
- 暗号化にTLS1.2が必須となっているため、暗号化プロトコルの実装がないWebDAVアプリ(httpsが使えないアプリ)では、利用ができません。
- WebDAVでの認証には、BASIC認証を利用しています。
- ファイル名の取り扱いがOSやアプリにより異なることがあるため、ファイル名に文字化けが発生する場合があります。
- 「どのようなストレージに、データが保存されていますか?」にも記載がありますが、ストレージの特性をご理解いただいた上で、WebDAV接続をご利用の場合でもInfiniCLOUDにアップロードするファイルは必ず別の場所にも保存しておくようにお願いいたします。
- 1ファイルあたりのアップロード・ダウンロードサイズに特に制限は設けておりませんが、アプリにより制限がある場合があります。
- PUT(レジュームアップロード)は対応しておりません。セッションが切れた場合は再度アップロードする必要があります。
(注意)外部ドライブとしてマウントする利用方法について
InfiniCLOUDは、WindowsのエクスプローラーやMac OS XのFinder、Linuxのdavfs/davfs2等によるファイルシステムとして直接マウントして利用することができますが、その特性上の理由から推奨しておりません。
外部ドライブとして直接マウントして利用する場合、ファイルの転送や削除、ディレクトリの作成をすることはできますが、それ以上の利用には留意が必要です。例えば、アプリケーションで直接ファイルをオープンしたり、バックアップソフトなどの特殊なアプリケーションでアクセスをすると、意図しない動作をしたり、最悪のケースではデータが破損してしまう恐れがあります。
これは、WebDAVというプロトコルはあくまでファイル転送プロトコルであり、Windows、macOS、Linuxなどのファイルシステムとしての要求を満たさないためです。
ファイルシステムとして利用したい場合は、専用のWebDAV対応アプリのご利用をおすすめいたします。
2023年12月11日 更新